
定義文
7 Field Map(戦略地形図)の項目の5つ目。
Courseとは、市場や事業がこれから向かう方向、選びうる進路、避けるべき針路のことである。
解説
現在地がわかっても、進む方向を誤れば事業は迷う。Courseは、トレンドを追うことではなく、複数の可能性の中からどの道を選ぶべきかを見極める視点である。Courseを見るとは、今ある流れと力学を踏まえて、次に取るべき進路を読むことである。
進路の型 | 意味 | 向いている状況 | 相性のよい陣形 |
|---|---|---|---|
中心攻略型 | 既存市場の中心顧客や中心用途を取りに行く | 自社に明確なプロダクト優位、ブランド、資本、チャネルがある | 大企業深耕型、ブランド想起型、標準化型 |
周辺侵食型 | 強者の中心市場を避け、周辺の顧客や用途から入る | 既存企業が小さすぎる、粗すぎる、利益が薄いと見ている領域がある | 市場集中型、市場拡張型、体験変革型 |
新市場創出型 | まだ市場として明確に認識されていない顧客行動や用途を立ち上げる | 技術変化やAIによって、これまで存在しなかった体験が可能になる | 体験変革型、コミュニティ駆動型、ブランド想起型 |
評価軸転換型 | 既存市場の勝ち筋とは違う評価軸を作る | 既存市場が高機能、高価格、複雑さに寄りすぎている | 体験変革型、市場集中型、ブランド想起型 |
顧客階層移動型 | SMBからエンタープライズへ、またはエンタープライズからSMBへ広げる | 既存顧客層で得た強みを、別の顧客階層へ展開できる | 大企業深耕型、市場拡張型、パートナー連合型 |
バリューチェーン移動型 | 顧客業務の上流、下流、隣接工程へ広げる | 既存プロダクトが業務フローの一部に深く入り込んでいる | エコシステム形成型、大企業深耕型、標準化型 |
ルール形成型 | 業界の評価基準、業務フロー、データ形式、購買基準を変えに行く | 自社に業界を巻き込む力、標準化できるプロダクト思想、パートナー網がある | 標準化型、エコシステム形成型、ブランド想起型 |
ソース元となった記事

2026.06.14
7 Field Map / 戦略地形図のススメ
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